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十津川村〜十津川郷士のまち〜

  • 執筆者の写真: うらのりょうた
    うらのりょうた
  • 2021年10月28日
  • 読了時間: 1分

奈良県の最南端に位置する十津川村(とつかわむら)。東京23区よりも広い面積を有する、日本一大きな村には不思議がいっぱい。


深い山奥に位置し、稲作が困難な地形であることから古くから税の免除を受け、日本で最も遅い1873年まで特例が適用されていました。同時に、十津川郷士(とつかわごうし)として朝廷に仕え、警護や治安維持にあたるなど権力を誇示し、独自の文化を育んできました。朝廷から賜った「菱十(ひしじゅう)」は今でも村章として使用されています。

菱十

1889年の豪雨では村が壊滅し、168名が亡くなりました。600戸、2489人が移住を決断し、北海道に新十津川町を築きました。2011年の紀伊半島大水害では多くの義援金、メッセージが届くなど、今でも友好な関係を保っており、町章、村章も同じです。

北海道新十津川町の記念館

奈良県、隣接する三重県、和歌山県のいずれの主要都市からも遠く、近隣に鉄道や高速道路も通っていないため、アクセスは困難。しかしながら、谷瀬の吊り橋や瀞峡(どろきょう)、温泉などいざ行ってみると魅力たっぷりです。あなたが知らない日本の歴史や文化にも触れられるはず。

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日本1718景とは

「私のまちは何もないよ」

自己紹介でよく聞くセリフです。
大学時代、この言葉に違和感を覚えたことを

きっかけに12年かけて日本を踏破。

すべてのまちに魅力があるはずだし、

すべての人がまちに誇りを持ってほしい。
知らないまちを知ったり訪れるキッカケをつくり、
日本の津々浦々が盛りあがるようにー

そんな願いから、このサイトができました。

 

コンセプトは

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では、みなさま、よい旅を。

 

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