射水市~新湊大橋のまち~
- うらのりょうた
- 2018年12月17日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月16日
射水市(いみずし)は2005年に射水郡の全4町村と新湊市が合併して誕生しました。
新湊大橋は富山新港にかかる橋で、10年をかけて2012年に開通した日本海側最大級の斜張橋。主塔127㍍は黒部ダムを除く富山県内の建物では1番高いです。美しい日本海にそびえ立つ姿はまちのシンボルにふさわしいもの。 上層は車道、下層は歩行者通路の2層構造になっており、夜にはライトアップもされます。

橋の周辺も充実しており、富山湾・立山連峰を無料で一望できる富山新港展望台、海王丸パーク、新湊きっときと市場などがあります。海王丸パーク(海王丸)へは高岡駅から万葉線電車で約40分、「海王丸駅」で下車です。
海王丸は1927年に鹿児島県立商船水産学校の霧島丸が暴風雨で沈没し、乗組員53人全員が死亡した悲劇をきっかけに造船され、10000人以上を輩出しました。その美しい白い船は世界中で「海の貴婦人」と呼ばれ親しまれました。1989年に役目を終えると、旧富山商船高等専門学校があった縁でこの場所にやってきました。当時は日本各地の自治体が引き取りに名乗りを挙げ、最終的に大阪市と5年おきに交互に展示することになりましたが、大阪市は管理費の高さなどから別の船を誘致することになり、1994年以降も残ることになりました。富山湾は「世界で最も美しい湾クラブ」の「世界で最も美しい湾」や、恋人の聖地にも認定されています。

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