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東吉野村〜ニホンオオカミのまち〜

  • 執筆者の写真: うらのりょうた
    うらのりょうた
  • 2021年11月3日
  • 読了時間: 1分

19世紀までは日本各地に生息していたニホンオオカミ。しかし、時代の移り変わりとともに激減し、1905年に奈良県東吉野村(ひがしよしのむら)で目撃されたのを最後に姿を見せることはありませんでした。驚くことに、最後のニホンオオカミは現在イギリスの大英美術館で標本となっています。なぜイギリスなのでしょうか。

ニホンオオカミの像

1905年、イギリスの貴族の命により日本を訪れたアメリカの動物学者、マルコム・アンダーソン。ある日、滞在していた宿に猟師が持ち帰った若いオスのニホンオオカミらしき動物が目に留まります。確証が持てず一度は交渉が決裂しますが、金に目がくらんだのか後日猟師自ら交渉に訪れ、8円50銭という値段でアンダーソンの手に。その後、日本でニホンオオカミが目撃されることはありませんでした。

東吉野村の道路。ニホンオオカミが出てきそうな雰囲気です

こうして日本最後のニホンオオカミは東吉野村から海をわたってしまいましたが、権威ある大英美術館で世界中の人々を魅了しています。

日本は銅像。本物はイギリスへ。


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「私のまちは何もないよ」

自己紹介でよく聞くセリフです。
大学時代、この言葉に違和感を覚えたことを

きっかけに12年かけて日本を踏破。

すべてのまちに魅力があるはずだし、

すべての人がまちに誇りを持ってほしい。
知らないまちを知ったり訪れるキッカケをつくり、
日本の津々浦々が盛りあがるようにー

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