海南市〜紀州漆器のまち〜
- うらのりょうた
- 2019年4月10日
- 読了時間: 2分
更新日:3月15日
海南市(かいなんし)は紀州漆器のまちです。黒江駅から海南駅へとぶらりまち歩き。伝統的な町並みが保存されており、歩くだけでも楽しいです。紀州は輪島、山中などと四大漆器生産地に数えられており、漆器の店が連なります。そのほか、そのほかに和傘など工芸のまちとして知られ、製塩も盛んだそう。



黒牛茶屋は清酒「黒牛」の酒蔵。黒江の名前の由来となった黒牛岩が由来です。




このまちの最大の特徴はのこぎりの歯状の町並みです。どの家庭にも三角形の空き地があります。これは江戸時代に入江を埋め立て、平行四辺形の土地に家を建てたからと言われています。


うだつの町並みも自慢です。うだつは日本家屋の屋根についた柱です。役割は隣の家との防火壁や装飾です。裕福な家しか設置することができず、そこから「うだつが上がらない=出世できない」という言葉が生まれました。全国的に見ても、岐阜県美濃市と徳島県美馬市が有名なくらいで希少価値があります。


和歌山市のベッドタウンとしても機能しており、朝は通勤通学の小中高生、サラリーマンでにぎわうと同時に自動車社会ということもあって渋滞が深刻。週明けの月曜日に訪れた際には眠気もあるのか玉突き事故と玉突き事故寸前の場面を30分ほどで2回も目撃しました。
黒江を散策したのち、海南市役所を経て、サンサンタウン中央通りを海南駅方面へ歩きます。「因数3」という謎の店名も。
また、海南市は全国鈴木姓発祥のまち。
沿岸には重工業地帯が広がっていました。重工業も盛んのようです。







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