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鯖江市〜めがねのまち〜

執筆者の写真: うらのりょうたうらのりょうた

めがねの世界的生産地である鯖江市(さばえし)。品質の高さを評価されて、世界シェア20%、国内に限ると90%を超える圧倒的な生産量を誇ります。


では、なぜ鯖江市はめがねの一大生産地となったのでしょうか。精密な製品の取り扱いに適した実直な県民性も一因ではないかと思われますが、大きな理由は気候にあります。日本海に近い鯖江市の冬は大変厳しく、農作業をすることは難しい環境でした。そこで、増永五左衛門という男が、副業としてめがねに目をつけます。1905年に生産が始まると、紙媒体の普及に伴って一気に売り上げを拡大。めがねのまちへと発展していきました。100年以上経った今もテレビやスマホといった電子機器の普及で需要は年々高まっており、目のつけどころの良さに感服するばかりです。


市内ではめがねをモチーフにした可愛らしいモノがたくさん溢れており、歩いても楽しいまちです。鯖江市とめがねの歴史を学ぶことができる「めがねミュージアム」に是非足を運んでみてください。めがねをかけている方であれば、無料で洗浄もしてくれます。

鯖江めがねミュージアム

眼鏡供養

めがね型のベンチ

福井銀行めがね隊


【人口】68611人

【面積】84.59km2

【人口密度】811人/km2

【隣接自治体】福井市、越前市、今立郡池田町、丹生郡越前町

【交通】京都からクルマで約2時間半、名古屋からクルマで約2時間

【参考文献】タウンページデータベース

 
 
 

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日本1718景とは

「私のまちは何もないよ」

自己紹介でよく聞くセリフです。
大学時代、この言葉に違和感を覚えたことを

きっかけに12年かけて日本を踏破。

すべてのまちに魅力があるはずだし、

すべての人がまちに誇りを持ってほしい。
知らないまちを知ったり訪れるキッカケをつくり、
日本の津々浦々が盛りあがるようにー

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コンセプトは

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