top of page

九度山町~真田幸村のまち~

執筆者の写真: うらのりょうたうらのりょうた

更新日:1 日前

くどいわ〜。九度山町(くどやまちょう)は真田幸村のまちです。 1600年の関ヶ原の戦いで西軍についた真田幸村は敗れたため九度山で謹慎することになります。再起のための充電期間を過ごします。 そして、1614年の大坂冬の陣には赤備えで挑み、大坂城に土で真田丸を築き、徳川軍を追いつめました。その活躍が今でも語り継がれています。市内には観光用の無料駐車場が点在しており、観光客に優しかったです。完全に幸村のまちです。いたるところに幸村がモチーフのものがあり、バス停やトイレまでもが幸村仕様でした。幸村が隠れ住んでいた屋敷跡に建つ寺院の真田庵、真田ミュージアムほか観光スポットは多数。幸村ファンは1日で回りきれないかもしれないボリュームです。

マップ(九度山観光サイトより)
マップ(九度山観光サイトより)

南海バスのバス停も赤備え
南海バスのバス停も赤備え

公衆トイレも幸村仕様
公衆トイレも幸村仕様

幸村の里
幸村の里

真田庵
真田庵

一礼合掌。エンマ様より。
一礼合掌。エンマ様より。

但(ただ)し書きの数がすごい。異様です
但(ただ)し書きの数がすごい。異様です

10円を入れましょう
10円を入れましょう

真田ミュージアム
真田ミュージアム

真田ミュージアム
真田ミュージアム

九度山町が生んだ政治家・松山常次郎の記念館
九度山町が生んだ政治家・松山常次郎の記念館

九度山町が生んだ政治家・松山常次郎の記念館
九度山町が生んだ政治家・松山常次郎の記念館

米金の金時像は大正初期につくられた九度山焼で、通りのシンボル的存在
米金の金時像は大正初期につくられた九度山焼で、通りのシンボル的存在

干し柿、風情ありますね
干し柿、風情ありますね

これはなんでしょう
これはなんでしょう

真田古墳は幸村がこの抜け穴を使って大坂に出向いたという抜け穴伝説が残ります
真田古墳は幸村がこの抜け穴を使って大坂に出向いたという抜け穴伝説が残ります


高野山が女性禁制だったために、空海の母が暮らした慈尊院があります。空海が月に9度母に会いに来たことから「九度山」の地名がつきました。安産や育児の祈願ができます。

慈尊院
慈尊院

慈尊院
慈尊院

慈尊院
慈尊院

慈尊院
慈尊院

慈尊院
慈尊院

すぐそばの階段を上ったところに空海により創建された丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)もあります。

丹生官省符神社
丹生官省符神社

丹生官省符神社
丹生官省符神社

丹生官省符神社
丹生官省符神社


道の駅も良い感じです。芝生の広場もあります。

道の駅九度山
道の駅九度山

道の駅九度山
道の駅九度山

赤備えの展示
赤備えの展示

慈尊院からさらに離れたところに勝利寺と紙遊苑があります。紙遊苑を管理しているおじさんい話を聞くことができました。勝利寺は空海がお祈りに来ていたほどの由緒あるお寺で、もちろん高野山よりも歴史があるそうです。紙遊苑は元々、勝利寺の住職が住んでいたり、過去に天皇などが宿泊するために用いた施設だそうです。天皇が来た証として屋根に菊の紋が入っています。今は紙遊苑と名前を変え、伝統の高野紙の伝承に活用されています。入場無料。勝利寺は市民団体、紙遊苑は行政が管理し、現在の形を保っているそうです。これだけ価値がありますが、「空海が建立した」、「高野山」のネームバリューがないためか、あまり観光客は来てくれないそうです。この日も、自分以外にいたのは30代くらいの男性1人だけでした。

勝利寺
勝利寺

勝利寺
勝利寺

紙遊苑
紙遊苑

昼時だったのでおじさんに名物を聞いたところ、昼時にも関わらずやわり柿を勧められました。やはり柿がまちの一押しだそう。とくに、九度山町だけで作られたものを富有柿といい、種があり甘さが特徴だそうです。種無しは富有柿でないし、九度山以外でつくられた柿も富有柿でないです。しかし、一時期、奈良などでつくった柿を九度山に持ってきて「富有柿」として販売したり、富有柿を詰めるための段ボールを違う町に横流しして中身は普通の柿で「富有柿」として販売することが横行していたらしいです。今は段ボールは九度山の人にしか与えないなどして対策がされているそうです。また、まちには「柿を送るならゆうパック」という超限定的な旗にびっくりしました。そんなに柿を送るひとがいるということなのでしょうか。

富有柿
富有柿

柿の木
柿の木

柿を送るならゆうパック
柿を送るならゆうパック

道端の半地下のグラタン専門店が気になりました。


道の駅を起点に「柿の里九度山フルーツラインコース」をランニングしました。

九度山町役場
九度山町役場

ゆきむらさま
ゆきむらさま

謎のグラタン専門店
謎のグラタン専門店

Comments


日本1718景とは

「私のまちは何もないよ」

自己紹介でよく聞くセリフです。
大学時代、この言葉に違和感を覚えたことを

きっかけに12年かけて日本を踏破。

すべてのまちに魅力があるはずだし、

すべての人がまちに誇りを持ってほしい。
知らないまちを知ったり訪れるキッカケをつくり、
日本の津々浦々が盛りあがるようにー

そんな願いから、このサイトができました。

 

コンセプトは

1分で読める全市町村観光サイト。

では、みなさま、よい旅を。

 

もっと読む

  • https://x.com/bay_field
  • White Facebook Icon

© 2018-2025 1718.design

ALL RIGHTS RESERVED.

bottom of page