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波佐見町〜波佐見焼のまち〜

  • 執筆者の写真: うらのりょうた
    うらのりょうた
  • 2022年12月1日
  • 読了時間: 1分

更新日:2022年12月2日

肥前(現在の佐賀県と長崎県)は日本における陶磁器のふるさとであり、一大産地です。


佐賀県有田町(ありたちょう)の有田焼と長崎県波佐見町(はさみちょう)の波佐見焼は同じルーツを持ち、有田は献上品、波佐見は日常食器を得意としてきました。

波佐見焼

両者は江戸時代には佐賀県伊万里市(いまりし)の伊万里港から輸出されていたことから「伊万里焼」、海外では「IMARI」と呼ばれました。明治時代になると有田駅が物流拠点となり、波佐見焼はしばしば有田焼として出荷されるなど、それぞれの歴史は密接に交わりながら現在に至ります。

波佐見町のまちなみ

激震が走ったのは2000年代前半。牛肉の産地偽装問題に端を発して、陶磁器の産地表記も見直す動きが進み、有田焼や伊万里焼と比べると表舞台に名前が出ることが少なかった波佐見焼もブランドを確立していきます。


地図を見ていてふと思いました。「長崎県で海に面していない自治体は波佐見町だけだ」。長崎県は海とともに生きているんだなあと実感しました。

長崎県立波佐見高校

【参考文献】

中川政七商店「有田焼と波佐見焼の歴史と違い。1500文字でめぐる日本磁器誕生の歴史」〈https://story.nakagawa-masashichi.jp/4508〉、(2022年10月閲覧)


日経ビジネス「倒産寸前から再起、「波佐見焼」ブランドの確立に貢献」〈https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00111/00100/〉、(2022年10月閲覧)

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「私のまちは何もないよ」

自己紹介でよく聞くセリフです。
大学時代、この言葉に違和感を覚えたことを

きっかけに12年かけて日本を踏破。

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