サヨナラご当地家電量販店!福井県100満ボルト消滅
- うらのりょうた
- 3月25日
- 読了時間: 3分
福井県民にはおなじみのロゴマーク。福井県での創業から半世紀にわたって親しまれてきた家電量販店の「100満ボルト」のブランドが2025年3月末で消滅します。

私は北陸にクルマで訪れ、ロードサイドで初めて100満ボルトが目に飛び込んできた時はちょっとした衝撃を受けました。「なんだこのネーミングセンスの家電量販店は」と。一般的に「〇〇電気」「〇〇カメラ」といったブランド名が多い中で勢いがすごいというか、直球勝負のネーミングに惹かれたものです。みなさまもご当地家電量販店のエピソードがあればぜひ教えてください。
100満ボルトは1976年に福井市内で創業し、郊外に大型の家電量販店「3Qエレキ館」を展開。1996年にブランド名を「100満ボルト」と改めて北陸3県に限らず、北海道や山陰などにも進出しました。今回、資本関係にあったエディオンが運営会社のサンキューを完全子会社し、各地の店舗は4月からエディオン として再出発します。
今でこそ全国的に知名度の高いエディオンですが、エディオンの歴史はまさにご当地家電量販店の歴史そのものです。
エディオンは2002年に中部地方を基盤とするエイデンと中国地方を基盤とするデオデオの経営統合する形で誕生。エイデンやデオデオというと「懐かしい!」という方も多いはずです。
そして、2005年には関西地方を基盤とするミドリ電化を子会社化。関西出身の私としては子どもの時に流れていた「よりどりミドリ」というCMが懐かしいです(動画の2分5秒あたり)。さらに、2006年に関東地方を基盤とする石丸電気を関連会社化。
そして、2007年に100満ボルトを展開するサンキューと資本業務提携。ブランド名は残していたものの、今回ついに消滅することとなりました。
関東、中部、北陸、関西、中四国の雄たちが結集したのがエディオンなのです。
一方、九州を基盤とするベスト電器は2012年にヤマダ電機と資本業務提携。公正取引委員会の判断によって両社以外の店舗がない地域の店舗をエディオンが譲り受けました。
再編が続く家電量販店ですが、存在感を示しているのが北関東のご当地家電量販店だった通称「北関東YKK」です。群馬県のヤマダ電機、栃木県のコジマ、茨城県のケーズデンキの略称で、特にヤマダ電機とケーズデンキはエディオンと激しいシェア争いを繰り広げています。今後も家電量販店の再編は進むでしょう。
さらば100満ボルト!さらばご当地家電量販店!
【参考文献】
「100満ボルト」は「エディオン」に サンキューを完全子会社化 県民に親しまれたブランド姿消す 半世紀前に福井の地で創業
エディオン、10月1日から「デオデオ」「エイデン」「ミドリ」「イシマル」を「エディオン」ブランドに統一
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