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東北の全市町村に行ってわかった10のこと

  • 執筆者の写真: うらのりょうた
    うらのりょうた
  • 10月12日
  • 読了時間: 5分

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①太平洋側はほとんど雪が降らない

東北はどこでも豪雪地帯だと思っていたのですが、ほとんど積もらない地域もあり驚きました。


特に、太平洋側は比較的温暖で雪が少ないです。


わかりやすいのが福島県。福島県の地域区分は太平洋側から「浜通り」「中通り」「会津」の3つとなっています。


全国第3位の面積を誇る福島県は自然障壁が多く、中通りと浜通りの間に阿武隈高地、中通りと会津の間に奥羽山脈があります。


浜通りは太平洋側の気候で、冬でも雪が少なく比較的温暖です。一方の会津は福島県内にも関わらず日本海側の気候で、冬は豪雪地帯となります。


また、秋田県や岩手県の気候は「内陸」「沿岸」に区分され、日本海側の秋田県でも秋田市などの平野部は比較的雪が降らず、内陸側は雪が多く降る地域となっています。


②冬でも普通に運転できる

クルマを運転するときは常にスリップを覚悟して走らなければいけないと思っていたのですが、意外なほどにスリップはしません。雪国ならではのスリップ対策とクルマの安全性向上の賜物です。特に、市街地は整備が行き届いており、雪が少し積もったくらいであれば翌日には除雪されています。


ただし、油断は禁物。ドカ雪の際は除雪が間に合わなくなりますし、路面が凍りつくブラックアイスバーンは大変危険です。それでも、東北の人々は平気でドリフト走行をしているので次元が違う。


私も今までに3度の派手なスリップを体験。2度はノーブレーキで交差点に突っ込み、1度は雪壁に激突しました。


【参考動画】








③夏は暑い

東北地方は梅雨が明けると太平洋高気圧に覆われて安定した晴天が続きます。 強い日差しの影響で午後から夕方にかけ積乱雲が発達し、雷が鳴ったり局地的に強い雨が降ることがあります。


太平洋側では、オホーツク海高気圧から吹き出す冷たく湿った東寄りの風である「やませ」の影響を受け、沿岸地域を中心に曇りや雨の日が続き低温となることがあります。やませによる悪天は、農作物の生育を阻害し、過去幾度も冷害を引き起こしてきました。


日本海側では、奥羽山脈に遮られるためやませの影響をほとんど受けず晴天が続き、太平洋側に比べ気温は高くなります。


47都道府県の県庁所在地別の歴代最高気温の1位は実は山形県山形市での40.8℃。1933年の7月25日に記録され、2007年までの74年間も塗り替えられませんでした。


【参考】

東北地方の気候(気象庁)


④意外にどこも栄えている

子どもの頃の私にとって、東北は未知のエリア。初めて東北に足を運んだのは成人してからです。訪れるまでは「深い山に覆われて、小さな集落がポツポツと点在している」というイメージでしたが、全く人が住んでいないエリアはほぼありません。特に、各県の県庁所在地は活気にあふれています。仙台市は人口100万人を超え、ビル群は東京をほう咈とさせるほど。東北に大都市が点在している、しかも人口が100万人を超える都市があると知った時は自分のあまりの無知さにハッとさせられました。


話は少し変わりますが、関東や関西にはこんなに人が多いんだろうと思ったことはありませんか。深い山に覆われた東北や長野県にも高層建築が立ち並ぶエリアもあります。日本の人口は国土のわずか25%しかない平野に集中しています。東北や長野県でも、その限られたエリアに都市が形成されています。


県庁所在地で思ったより栄えてないなと思ったのは山口県くらいで、ほかの46都道府県は想像以上に栄えていて何度も驚いたものです。その山口県だって瀬戸内海沿いを中心に都市が点在していることに驚きました。


⑤方言がすごい

特に津軽地方に行った時には驚きました。まったく会話の内容が入ってこない。寒い地域なので、なるべく会話を少なく、口数を少なく。それが口下手な人が多いことにもつながっているそう。


津軽地方では自分のことを「わ」、あなたのことを「な」とたったの1文字で表現します。「私とあなたは友だちです」なら「わとなはけやぐ」となります。さようならは「へば」、「これを食べますか」は「く?」、「食べてください」は「け」で伝わります。極めつけは「あなたはどこに行くの?」「私はお風呂に行くよ」という会話。これは「どさ」「ゆさ」の4文字で伝わるそうです。短い言葉でコミュニケーションをできるのが凄い。まさに阿吽の呼吸ですね。


⑥ご飯が美味しい

肉、魚、野菜、果物、そしてご当地グルメも美味しい東北。北海道の影に隠れがちですが、厳しい冬を乗り越えた海産物などは身が引き締まっていて脂がしっかり乗っておりとても美味しいです。


宮城県の牛タンやはらこ飯、岩手県で食べた三陸海宝漬やどんこ、日本一のラーメン大国・山形県、青森県のマグロやホタテの美味しさは北海道にも劣りません。


⑦ラジオは入らない

旅の楽しみの1つであるラジオ。クルマで移動しながらご当地情報などを収集したり、ロングドライブで気分転換したりするのに最適なのですが、東北では電波がつながりにくいエリアも多かったです。険しい山々の影響かもしれません。


⑧冬季通行止めが凄い

冬になるとあちらこちらで道路の通行止め区間が発生します。特に青森県の八甲田山や秋田県の田沢湖、岩手県の八幡平など山間部になると幹線道路以外は除雪を行わず、「11月から5月まで冬季通行止め」など半年ほど通れないこともザラ。所要時間が1時間以上延びるようなとんでもない迂回を強いられることもあります。冬に東北をドライブする際は事前に交通情報をチェックすることをオススメします。


⑨冬季休業が凄い

「11月から3月まで冬季休業」という観光施設がとても多いです。冬季休業している飲食店やホテルの多くは春〜秋に集中的に稼ぎ、運営費や生活費を年間で計算して運営しているそう。従業員は冬になると除雪などの副業に従事するそうです。


⑩内気だけど優しい人が多い

東北の人は内気で口数が少なく、控えめな人が多いですが、誠実でひたむきに物事に取り組む人が多いです。東北に行くたびに、その優しさに触れることができます。

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日本1718景とは

「私のまちは何もないよ」

自己紹介でよく聞くセリフです。
大学時代、この言葉に違和感を覚えたことを

きっかけに12年かけて日本を踏破。

すべてのまちに魅力があるはずだし、

すべての人がまちに誇りを持ってほしい。
知らないまちを知ったり訪れるキッカケをつくり、
日本の津々浦々が盛りあがるようにー

そんな願いから、このサイトができました。

 

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