【2026年最新】全国1718市町村を巡って出会った一度は行きたい朝ドラ舞台【都道府県別登場回数ランキング】

全国1718市町村を巡る中で、私が深く魅了された「朝ドラの舞台」。朝ドラの舞台になるということは国民的な観光スポットの1つになるということになります。そのため、日本各地の自治体では朝ドラの誘致活動が行われています。ドラマのロケ地やモデルとなった地域には、時代を超えて受け継がれる文化や食、そして美しい風景が息づいています。今回は、特に印象的なまちを厳選してご紹介します。

山形県尾花沢市 ―― 銀山温泉に灯るガス灯と、静寂の雪景色
山形県尾花沢市の銀山温泉は、1983年に放送され、最高視聴率62.9%という驚異的な数字を残した『おしん』のロケ地です。
冬の朝、山形新幹線「大石田駅」から路線バスに揺られて山あいの温泉街へ向かいます。到着するとそこには、まるで大正時代にタイムスリップしたかのような木造多層建築の美しいまちなみが広がっています。しんしんと降る雪の中、橙色のガス灯が柔らかく街を照らす光景は、息をのむほどに幻想的。
湯煙のあがる川沿いを歩き、「立ち食い豆腐」や温かい「そば」に舌鼓を打つ。過酷な時代を生き抜いた主人公・おしんの物語に思いを馳せながら浸る湯は、旅人の心と身体を深く温めてくれます。
岩手県久慈市 ―― 三陸の海風と、脈々と受け継がれる「あまちゃん」の伝統
2013年に「じぇじぇじぇ!」の流行語とともに日本中を笑顔にした『あまちゃん』の舞台、岩手県久慈市。
三陸鉄道リアス線のレトロ列車に乗り込み、車窓からリアス海岸のダイナミックな断崖絶壁を眺めます。久慈駅に着けば、駅構内の「リアス亭」さんから漂う出汁の香りが旅情をそそり、事前に予約しておいた限定の「うに弁当」を手にした瞬間の高揚感はひとしお。
夏になれば、小袖海岸で「海女の素潜り実演」が行われ、冷たい海へ果敢に飛び込む姿を間近で見ることができます。震災を乗り越え、地域の誇りを胸に立ち続ける人々の表情と温かな人情に触れられます。
大阪府岸和田市 ―― 情熱と人情が交錯する、モノづくりの街
大阪の南部に位置する大阪府岸和田市に降り立つと、どこか心地よい活気と、人々の威勢の良い声がまちを包み込んでいます。2011年の朝ドラ『カーネーション』のモデルであり、世界的なデザイナー三姉妹を育て上げた小篠綾子さんが生きた場所。
このまちの象徴といえば、何と言っても「岸和田だんじり祭」です。豪快に角を曲がる「やりまわし」の力強さと、まち全体が一体となる熱量は、住む人の気風そのものを映し出しているかのよう。
岸和田駅前通商店街にはドラマのなかで登場する履物屋、喫茶店、チケット屋さんなど、 モデルとなったお店が点在。「うおり」さんでは小篠綾子さんが愛した「いちじく味噌」をお土産として購入できます。
沖縄県竹富町 ―― 小浜島に吹くぬちぐすいの風と、悠久の島時間
八重山諸島の中央に位置する沖縄県竹富町の小浜島。2001年に放送され、多くの人々の心を癒やした『ちゅらさん』の故郷です。
石垣港から船に揺られて島へ渡り、自転車を漕ぎ出す。目の前に広がるのは、どこまでも続く真っ直ぐなサトウキビ畑「シュガーロード」と、その向こうに広がる圧倒的なグラデーションの美しい海。
沖縄の言葉で命の薬を意味する「ぬちぐすい(命薬)」をテーマにしたリゾート体験ができます。
山口県岩国市 ―― 清流と名橋が繋ぐ、宇野千代の生きたまち
山口県東部に位置する山口県岩国市を訪れると、まずその圧倒的な造形美に目を奪われます。錦川にかかる「錦帯橋」。木組みの美しいアーチを渡りながら川のせせらぎに耳を澄ませると、このまちが育んできた豊かな文化の深さが伝わってきます。
2026年9月に放送が始まる朝ドラ『ブラッサム』は、この地が生んだ作家・宇野千代さんがモデル。彼女の波乱に満ちた情熱的な生涯と、どこか凛とした佇まいは、まさにこの岩国の風土と深く結びついているように感じられます。
錦帯橋を渡り、城下町の面影を残すまちなみを抜けて徒歩20分ほど歩くと、「宇野千代生家」が今も静かに佇んでいます。
山口県岩国市は食の宝庫。色鮮やかな角寿司である名物の「岩国寿司」や、シャキシャキとした独特の歯触りが心地よいレンコン料理。そして世界的な評価を受ける日本酒「獺祭」。散策の途中で100種類ものソフトクリームを扱うお店に立ち寄るのもおすすめです。




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