必見!日本を最も安く旅する方法
- うらのりょうた
- 6月17日
- 読了時間: 5分
レンタカー24時間2200円!?
飛行機1980円!?
電車関東一周150円!?
日本の全市町村を訪れるためにありとあらゆる交通手段を使用しました。原付、クルマ、バス、電車、船、飛行機、そして、ヘリコプター。
全市町村を巡るには多額の費用が必要なので、なるべくリーズナブルな選択肢を探しました。今回は私が12年以上、全国を巡ってたどり着いた「日本を最も安く旅するならこれだ!」というオススメの交通手段を各ジャンルごとにご紹介します。
クルマ
まずはクルマ編。日本の内陸部の市町村にはクルマやバイクでしか行けないまちも多いため、クルマは重要な交通手段でした。ただし、公共交通機関よりはコストが高くなりがち。①レンタカー代②ガソリン代③高速道路代が主にかかります。
①のレンタカー代に関しては、愛車なら0円で済みます。しかし、自宅から愛車で行ける場所ならともかく、遠く離れた土地なら現地でレンタカーを借りたほうが割安です。
ニコニコレンタカーさんであれば48時間借りて8000円程度。
そして、あまり教えたくないのですが、私が何度も利用しているのがトヨタレンタカーさんの「片道GO」というサービスです。出発地と目的地の区間が指定されている代わりに料金が24時間2200円、48時間4400円と破格も破格。
新しいクルマや大きなクルマも同じ値段でレンタルできることも魅力。例えば、CH-Rを愛知県常滑市から東京都大田区まで借りることができました。ちょうど、愛知県で会いたい友人が2人いたため、48時間レンタル。初日は兵庫県から近鉄と名鉄を使って常滑市へ。11時にレンタルした後、愛知県を巡って車中泊し、翌日の夜から長野県と山梨県を経由して東京で11時前に返却。
また、兵庫県から神奈川県に引っ越しし、東京都の先輩から家具を譲り受ける際にはタウンエースを愛知県刈谷市から東京都大田区まで24時間レンタル。兵庫県からJRで刈谷市へ。17時にレンタルした後、下道で東京へ。仮眠をして引っ越し作業をして返却。タウンエースやハイエースを24時間借りると1万円以上しますし、東京への移動費も大幅節約できました。
②ガソリン代は低燃費のクルマを借りること。車種によっては倍以上違う場合があるのでしっかりチェックを。
③高速道路代に関しては下道を使うこと。私の場合、市町村を巡るので下道でも苦になりませんでした。各市町村のまちなみを見られるのは楽しいです。下道以外でも山陰道や三陸道は無料区間があったり、主要国道にはバイパスがあったりします。特に深夜は渋滞や赤信号も少なくスイスイ進むのでストレスになりません。
クルマは車中泊で宿泊費を節約できることもメリット。フルフラットにできるかなどシートアレンジも重要です。
バス
夜行バス、昼行バスもおすすめ。最安だと1000円台を狙えます。夜行バスだと仕事終わりに飲み会に行ってそのまま乗り込んで、
次の日丸々観光に使えたりします。私はよく東京出張のついでにそのまま東京の友人と東北に行ったりしていました。
飛行機は基本LCCを使いましょう。ピーチやジェットスターのセールだと1980円や2980円でチケットを入手できます。キャンセル不可、手荷物を7㌔以内に収めれば追加料金がかかりません(使い古したトートバッグを丸ごと処分して助かった経験もあります)。LCCは空港使用料や発券手数料、クレジットカード手数料が割高で、なぜか2000円以上持っていかれますが、それでも往復1万円以内には収まります。
ANAやJALは75日前までがお得で、たまに一律7000円などのゲリラセールもやっています。キャンペーンは見逃さない。でも、常にアンテナを張るのは難しい。基本的には早く取る、平日を取るを意識するだけでも大丈夫です。
電車でいうと、まずは青春18切符ですね。12050円で5回分がセットになっているので、1日あたり2410円で回ることができます。大阪ー東京間や、大阪ー福岡間なら余裕で行けちゃいます。下車はできないですが、
大回り乗車という手もあります。JRの「大都市近郊区間」であれば、どんな経路でも一筆書きなら最安経路の運賃で乗車できる方法で、150円で車窓を楽しむことができます。あとは、各私鉄が販売している乗り放題切符なども活用しました。江ノ電の「のりおりくん」をはじめ、東武や京急沿線の自治体は電車でも巡りました。
船
船は高速船を使わなければ意外に安いです。広島県尾道市の「尾道渡船」の片道運賃は大人100円、子ども50円。自転車と原付はたった10円の加算です。瀬戸内海は本土から数百円で行ける島も多くビックリさせられます。香川県小豆島町(しょうどしまちょう)は兵庫県神戸市からWeb割りならたったの1890円。季節や燃料油価格にもよりますが、関東で最も身近な離島の1つである東京都大島町(おおしままち)の伊豆大島へは5000円代で行けます。
徒歩&ヒッチハイクという手も
極論、徒歩という手もあります。適当な交通手段がない場合は隣町まで歩いたりすることもありました。一周約30㌔の沖縄県与那国町(よなぐにちょう)は徒歩で周回しました。
そして、ヒッチハイク。私にそんな強靭なメンタルはないのですが、離島で道路を歩いていたりすると、しばしばクルマ側から「どこまで行くの?」と声をかけられたりします。鹿児島県屋久島町(やくしまちょう)では元プロ野球選手の親御さんに拾っていただいたこともあります。
おまけ:宿
ちなみに、移動手段と同じくらい費用がかかるのが宿泊だと思います。ドミトリーなら沖縄県那覇市で1099円で泊まったこともあります。ネットカフェより安い。現地の人や旅人と交流できることもポイント。全市町村を巡る終盤、気分が開放的になって沖縄県で野宿したこともあります。これは0円。
1718市町村を巡った経験がありますので、何かわからないことなどがあればコメント欄でお気軽にお尋ねください。
また、みなさんのオススメの交通手段などがあれば是非コメント欄で共有してください。
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